news
latest entries
category
back numbers
2012.11.11
世界遺産 平等院
ときの権力者、関白藤原道長が左大臣源重信の婦人から譲り受けた別業をその子頼通が、永承7年(1052)にこれを仏寺に改め、平等院としました。永承7年は末法初年に当たるとされ、末法思想が貴族や僧侶らの心をとらえ、極楽往生を願う浄土信仰が社会の各層に広く流行していました。その翌年の天喜元年(1053)には平等院の阿弥陀堂(鳳凰堂)が落慶し、堂内には、平安時代の最高の仏師定朝によって制作された丈六の阿弥陀如来坐像が安置され、華やかさを極めたとされています。約1000年前に建立された建造物や仏像が今に伝えられ、世界遺産にも登録されております。 
o0630047210897196857.jpg
関白藤原頼通によって平等院に建立された阿弥陀堂です。華やかな藤原摂関時代をしのぶことのできるほとんど唯一の遺構として、このうえなく貴重な建築です。最も大きな特徴は池の中島に建てられていることで、あたかも極楽の宝池に浮かぶ宮殿のように、その美しい姿を水面 に映しています。
堂内の中央には金色の丈六阿弥陀如来坐像が端坐し、周囲の壁および扉には九品来迎図、阿弥陀仏の背後の壁には極楽浄土図が描かれています。そして左右の壁の上部には52体の雲中供養菩薩像が懸けられています。
現在では色あせてしまっていますが、堂内の天井や小壁は、宝相華を主とする文様で埋めつくされていましたし、柱にも、天衣を翻して舞う天人や楽を奏する天人、飛び立つ鳳凰、宝相華、唐草文様などが描かれ、これらは鮮やかに彩 色されていました。そして天蓋中央部の大型の八花鏡のほかに、天井には計66個もの銅製鏡が吊られています。鏡は夜間にはゆらゆら揺れる灯明の明かりを反射して、幻想的な世界を創り出していたはずです。
『続本朝往生伝』という平安時代の本に「極楽いぶかしくば宇治の御寺をうやまえ」という記述があります。当時の人々は鳳凰堂を地上に出現した極楽浄土ととらえていたのです。 
o0630063010897218843.jpg
                       救世船乗観音

江戸時代以来、現在の法鳳翔館南西角あたりに旅の安全と無事を祈願し、浄土院子院として観音堂が建立されていました。
本尊は波型の台座に舟に乗る俗に言う「船乗観音」旅の安全を祈る旅人や家族の方、航海の無事を祈る方、人生を長い旅路として一生涯の無障を願う人々、成人式や様々の人生儀礼に際してお参りする方など、交通の要衡であった宇治の平等院の中で、大変篤い信仰を受けていました。
しかし、戦後まもなく盗難に遭い、それ以降、厨子と台座、守護札が残るばかりでした。
この度、平等院開創九百五十年記念事業の一環として、佛師村上清氏の匠技彫をもってそれを復元し、開眼・浄土院本堂に安置を行いました。
阿含経には「人間遊行」とあり、人生は長い旅路と示されます。旅といのちに想いを馳せる、尊い菩薩です。遺された古版による守護札の刷り直しも行っています。

o0630084010897218842.jpg
                           不動明王立像
1654年、京都東洞院の僧が平等院に移りその住庵を最勝院呼んだことに始まる。中世末以来平等院と疎遠になっていた天台宗が復元した。

o0800045010897135304.jpg
宇治市宇治の平等院南門が、研究者の調査の結果、豊臣秀吉が1596(慶長元)年に築城した最初の伏見城の遺構の可能性が出てきた。南門は伏見城の遺構との言い伝えがあるが、裏付ける文献は見つかっていない。一方、部材の多くが、通常は建築に用いられない雑木のカシ類だったことも判明し、「なぜそんな二流の木が使われているのか」と研究者の関心を集めている。
 南門は高さ4・4メートル、幅3・3メートルの簡素な造りで、2本の本柱、控え柱に切妻屋根をかけてある。こうした造りは「薬医門」と呼ばれる。江戸時代の平等院の古地図に現在と同じ形で記載があるが、建築年代や建築の由来などは文献にはない。

平等院には、鳳凰堂以外に以下のような堂塔が建ち並んでいたようです。
法華堂 - 天喜4年(1056年)、頼通によって建立。今の平等院ミュージアム付近にあった。
多宝塔 - 康平4年(1061年)、頼通の娘の四条宮寛子(かんし)によって建立。鳳凰堂の南東方向の宇治川べりにあった。
五大堂 - 治暦2年(1066年)、右大臣藤原師実(頼通三男)によって建立。鳳凰堂背後の浄土院付近にあった。
不動堂 - 延久5年(1073年)、右大臣源師房(頼通養子)によって建立。鳳凰堂の南西方にあった。

今では鳳凰堂のみ、まさに奇跡の産物です。

只今、鳳凰堂は、修復工事中です。平成26年3月31日終了予定のようです。
国宝の大半は、平等院ミュージアム鳳翔館でご覧いただけま。

自分も、2年後に又訪れようと思っています。
宮大工の方々が、うらやましく思う今日この頃です。

2012.11.11
インテリアたち。
おはようございます!

日に日に寒さを感じる今日この頃。

こんなに小さな子も元気にしています!



2012111109380000.jpg

お店のインテリアの1つ。

名前は『ベビーティアーズ』です。

名前の意味は『赤ちゃんの涙』という意味だそうです。

なんだかカワイイですね!

見た目よりもすっごく強いので、お部屋のインテリアにもオススメです!!


*メモ*
学名:Soleirolia soleirolii
原産地:イタリア

半日陰な場所でもOKです。夏場はできるだけ室内の涼しい場所で育てるといいみたいです。
水は土の表面が乾いてから、たっぷり与えてあげるとよいです!
でも乾燥にはとっても弱いので、たまに霧吹きなどをしてあげると、
とってもよく成長します!!


 by 石原


2012.11.10
京都 福寿園宇治工房
                   今回は、癒しを求めて宇治へ
                     🍵お茶を頂き一呼吸。
t02200391_0480085410883574702.jpg
        普通の抹茶ソフトよりも茶葉の香りが引き立っていて味に深みのある
               抹茶本来の味を楽しめる一品です。

t02200391_0480085410883574703.jpg
     福寿園「宇治工房」は宇治茶文化の伝承のちで、風光明媚な宇治川の清流のほとりにあり、対岸には平等院を拝し、後背には朝日山があり、古くより七茗茶園の一っである朝日園ゆかりの地であります。又 由緒ある名陶 遠州七窯の一っ朝日窯に隣接しております。宇治の伝統を守り育てるとと共に、宇治茶工房でお茶作りからお茶の楽しみ方まで、そして朝日窯元の手ほどきでお茶を楽しむ茶器をもお造りいただける工房です。伝統の宇治茶文化を、お楽しみいただけます。
o0800060010883574704.jpg
             宇治には、世界遺産の平等院鳳凰堂、宇治上神社など見所満載です。
                    疲れた時の一息にお茶を頂くのもお薦めです。🍵
                     伝統に触れる良き経験でした。

2012.11. 9
秋→冬

 

こんにちは! 中塚です!

 

すっかり寒くなってきましたね。。

 

僕的にはこれくらいの気候が1年中続いてくれると嬉しいです◎(笑)

 

IMG_8446.jpg

 

 

青山の空も、晴れていますがどこか寂しげな

 

冬の青空になってきました。。

 

IMG_9835.jpg

 

 

同じテナントの16AOUTさんは

 

すでにキャンドルナイトを始めていました★

 

ハロウィンが終わって街はクリスマスムードです☆

 

どこかイルミネーションを見に行くのもいいかもしれませんね!

 

ではまた☆

 

 

 

 

 

 


2012.11. 8
空がキレイです

509b1c217dfb742b17000332[1].jpg

今日もすがすがしい秋晴れです。

 

空気も澄んでいて、気持が洗われますね。

 

深呼吸して、今日も一日笑顔でがんばろう!

 

studio Teo 小林

 

 

 

 

 

 


前の5件 1  2  3  4  5
page top