総高199.0cm 竜頭高41.8cm 笠形高10.9cm
身高146.0cm 撞座径19.7cm 口径123.0cm 口厚12.0cm
平安時代 12世紀
梵鐘はかつて鳳凰堂南側の園池のほとりに建つ鐘楼に懸けられていました。いまは大気汚染による錆害など保存上の見地から取り外されて宝物館に収蔵され、鐘楼には新たに製作された復元模像が懸けられています。平安時代を代表する梵鐘の1つで、古くから「姿の平等院鐘」、「声の園城寺鐘」、「勢の東大寺鐘」の「天下の三名鐘」の1つとしても有名です。 鬣を真上に逆立たせた竜頭が飾られたり、宝相華唐草の地文の上に鳳凰や、踊る天人などがえがかれています。
現在、鳳翔館で拝観できます。